ホットヨガと常温ヨガの両方を正しく知る!効果的なスタジオ3選
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    ホットヨガと常温ヨガ、どっちが効果的なのでしょうか?
    汗をかいてスッキリしたい方。
    常温で集中したい方。
    その日の体調で決めたい方。
    目的によって答えは変わってきます。
    実はヨガインストラクターの間では、常温ヨガを支持する人が多いです。
    「ホットヨガは出来るポーズが限られる」という単純な理由ではありません。
    常温ヨガの方が、深いヨガ呼吸と集中力を保てるからです。
    一方、ホットヨガにもメリットはあります。
    汗をかけない現代人が増えている中、ホットヨガは効果的です。
    スタジオ数でいえば、ホットヨガのスタジオが圧倒的に多いため、「ヨガといえば、まずはホットヨガ」という意識の方も多いと思います。
    今回は、ホットヨガと常温ヨガの特徴や効果を詳しくまとめてみました!
    ヨガの効果をしっかり得たい方や両方のヨガをしていきたい方にオススメなヨガスタジオも、ご紹介します。

    ホットヨガと常温ヨガを知る

    まずはホットヨガと常温ヨガの特徴を確認しましょう。

    ホットヨガ

    室内34℃~40℃、湿度50~65%の高温多湿の室内環境
    室内に入ると、じわじわと汗をかき始める暑さです。
    レッスン内容によっては、大量の汗をかきます。
    「とにかく汗をかいてストレッチしたい!」という人に向いています。
    室内温度が高いので深く長い呼吸は、しにくいです。
    しかし、たとえ呼吸が浅かったとしても熱で体が一時的に柔らかくなるので、伸びやかにストレッチできます。

    常温ヨガ

    快適な温度・湿度の中でヨガをします。
    常温ヨガでも寒い冬場は暖房が効いているところが多いです。
    ホットヨガが外部から温めるヨガだとしたら、常温ヨガは内部から呼吸で温めるヨガです。
    ゆっくり深い呼吸に合わせて動くことで、身体の内から温まってきます。
    ホットヨガよりポーズのバリエーションが豊富で、バランスを保つのに、より集中力が高まります
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    ホットヨガと常温ヨガのメリット・デメリット

    ホットヨガと常温ヨガには、それぞれメリットやデメリットがあります。
    ホットヨガも常温ヨガも、どちらもヨガに変わりありません。
    ただ、室内環境が違うと少し質が違ってきます。
    両方のヨガの違いを、改めて確認してみましょう。

    ホットヨガと常温ヨガのメリット

    ホットヨガのメリット

    冷え性を改善しやすい
    汗をかきやすい体質へ改善し、体内の余分な水分を出して冷え性を改善します。
    冷え性は新陳代謝の低下にもつながるので気をつけましょう。
    汗をかきやすくなって毒素を排出
    汗をかきやすくなれば代謝も上がり、便秘解消など、日常で毒素を排出しやすい身体になることを期待できます。
    ちなみに
    暑さで汗をかくこと自体には、デトックス効果はほとんどないと言われています。詳細はデメリットの項目でお話します。
    スタジオ数が多いため通いやすい
    ホットヨガのスタジオは、とにかく多いです。
    ただし、無資格などインストラクターの質が落ちるスタジオもあるので、体験レッスンなどで内容の質を確かめてから通うことをオススメします。

    常温ヨガのメリット

    深いヨガ呼吸に集中できる
    常温ヨガは環境負荷が、ほとんどありません。
    そのため深い呼吸ができて集中力が高まり、自分の精神面まで深く見つめることが出来ます。
    ヨガの効果を最大限に得られる
    ヨガには、とても幅広い効果があると言われています。
    環境負荷がなく、より呼吸やポーズに集中できるため、ヨガ効果も幅広く得られる可能性があります。
    ポーズによっては苦しいものもありますが、心身に病のある人を健康的に、健康な人はさらに健康的に導きます。
    どこでも出来る
    常温でいいので、場所を選びません。
    スタジオに通わない日も自宅などでヨガが出来ます。(経済的メリット)
    自宅でヨガをするなら、DVD等を見ながら行うのがオススメです。
    週1~2回はスタジオで、他の日はDVDを見ながら自宅でヨガに取り組むようにすれば、経済的。
    ヨガも正しく習得出来ると思います。
    ただし、初心者の方はDVDだけだと正確なポーズをつかめない可能性があります。
    まずはスタジオで、直接インストラクターから学んでおくと、正しく習得しやすいでしょう。

    ホットヨガと常温ヨガのデメリット

    ホットヨガのデメリット

    脱水症、熱中症の危険性
    ホットヨガは、室内が39℃前後・湿度は55~65%。
    通常、気温28℃・湿度60%前後を超えた環境での激しい運動は危険と言われています。
    しっかり水分を取りながら行わないと、脱水症、熱中症の危険性があります。
    ほとんどのホットヨガスタジオでは、室温の点を考慮して、環境的に無理のないレッスン内容が組まれています。
    室外との温度差による体調不良
    室外との温度差で、自律神経の乱れによる頭痛やめまい、だるさなどの症状が出るリスクがあります。
    とくに、体が疲れていたり具合が悪いときにホットヨガをすると、体調不良が悪化してしまうことも少なくありません。
    体調が万全でないときは、常温ヨガを選ぶようにし、無理をしない選択が大切です。
    伸びやすさが裏目に出る可能性
    高温多湿な環境で身体が一時的に柔らかくなっているため、無理なストレッチをしがち。
    身体を痛めてしまわないように注意しましょう。
    集中しにくい
    ホットな環境では、頭がぼんやりしやすいです。
    暑さが先行するので、集中力がつきにくいのはデメリットと言えます。

    常温ヨガのデメリット

    冬場のシャバーサナは、ブランケットが必要
    寒い時期は、最後のシャバーサナ(安らぎのポーズ)でお休みするときにブランケットが必要です。
    ポーズ中にクールダウンして冷えてしまわないようにしましょう。
    足のつま先は、温かくなりにくい
    動きのあるヨガでなければ、足のつま先までは温かくなりづらいです。
    アシュタンガヨガなどハードなヨガならば、全身汗をかき、つま先まで温まる可能性があります。
    動きだしは、身体が硬い
    呼吸や動きで身体が温まるまでは、当然ですが身体は伸びにくいでしょう。
    硬い身体を頑張りすぎて無理に伸ばすと、痛めてしまいます。
    呼吸に合わせて動き、身体の内側から温めると、身体は力を入れなくても自然とほぐれてきます。
    ただ動くだけでは効果を感じにくい
    「深い呼吸と動きを合わせる」ことを意識しないと、効果を感じにくいです。
    ストレッチされている箇所に呼吸を送るような気持ちで、息をしてみましょう。

    豆知識

    「ホットヨガの汗にデトックス効果はない!?」
    ナショナルジオグラフィック日本版サイトが「汗をかいてデトックスは嘘だった」を証明する記事を掲載し、話題となりました。
    海外の専門家の研究によれば、汗に含まれる毒素は極めて少ないとのこと。
    この研究はパスカル・インベルトという専門家によるもので、体脂肪に蓄積する毒素の研究をしている方です。
    毒素は腎臓と肝臓で解毒されて、そのほとんどが便や尿として排出されると言われています。
    ホットヨガで汗をかくことのメリットは汗線機能の低下を防ぐことです。
    汗をかけないと体内に水分量が増えて、冷え性を招きます。
    さらに冷え性は代謝低下も招き、便秘など様々な不調に繋がってしまいます。
    「汗をかいてデトックス」は都市伝説のようなものでした。
    しかし、汗をかきやすくなって代謝がよくなれば、便秘改善されてデトックス効果があると言えるでしょう。
    ホットヨガで大量に汗をかいた後は、身体が水分不足になっています。
    レッスン後も常温のミネラルウォーターを摂るようにし、スキンケアでしっかり保湿しましょう。

    ホットヨガと常温ヨガに共通すること

    ヨガの考え方や取り組み方

    ヨガとは、サンスクリット語で「つながり」という意味です。
    ポースを取って呼吸をしながら、自分の心や身体の様子を見つめます。
    身体の歪みや不調を整えながら、心も安定させ整えていきます。

    アーサナ(ポーズ)による効果

    汗をかく量や呼吸の深さに差はありますが、基本的にはポーズによって得られる効果は変わりません。
    ポーズにはとても沢山の種類があり、すべてのポーズに効果や意味があります。

    ヨガ後、吸収力が高まる

    ヨガをした後、1~2時間は吸収力が高まっています。
    常温の水分を取ることに加えて、美容効果の高い成分も一緒に取るのはオススメです。
    反対に、カロリーの高いものや冷たいものなどは、控えましょう。

    しっかりヨガの効果を得たい人に!ヨガスタジオ3選

    全国には沢山のヨガスタジオがあります。
    とくにホットヨガスタジオの割合は、非常に多くなっています。
    その中でも、今回は「常温ヨガも受けられるスタジオ」で、とりわけレッスンの質の高さに期待ができるスタジオを選んでみました。
    ヨガは無資格でもインストラクターになれるため、レッスンの質が実にさまざまです。
    ヨガスタジオを選ぶ際は、まず体験レッスンに参加してスタジオの質を確認することを、強くお勧めします。

    zen place(旧ヨガプラス)

    ヨガプラス

    全米で最も人気のあるYogaWorksの教えをもとに、ヨガやピラティスが学べる本格的なヨガスタジオ
    初心者の方が「ヨガ」というものを知るにも最適です。
    大手ヨガスタジオの中でも、ここはホットヨガと常温ヨガの両方のレッスンが充実している特徴があります。
    プライベートレッスンも行っています。
    「他の人の目が気になって集中できない」
    「インストラクターを独占して、正しいポーズの取り方を教えてほしい」
    そんな人に、選択の幅があります。
    インストラクターは全員、全米ヨガアライアンス200時間・500時間を修了した正社員なので、信頼性がありますね

    ホットヨガスタジオLAVA

    LAVA

    ホットヨガが主なヨガスタジオです。
    それでも、店舗によりますが、常温ヨガクラスも少し用意があります
    とにかくスタジオ店舗数が多いので、通いやすさで選ぶ方も多いです。
    ほとんどの店舗が、駅から徒歩3分以内でアクセスもしやすいです。
    ホットヨガスタジオは、資格のないインストラクターが指導しているところも多いですが、LAVAはインストラクターを厳選しているためレッスンの質も高いです。

    ホットヨガスタジオCALDO

    ホットヨガのカルド

    とってもオシャレで広めなスタジオが特徴的。
    ホットヨガスタジオ業界の1位2位を争う大手ヨガスタジオです。
    料金で言えば、大手ヨガスタジオではCALDOが一番お得です
    CALDOもLAVA同様、店舗によっては常温ヨガも受けられます
    他にもハンモックを使った「空中ヨガ」や、通常ホットクラスより5℃ほど低い「ゆるホット」などを受けられる店舗があります。
    店舗によってフィットネス岩盤浴などの併設サービスがあるのも、CALDOの特徴です。

    ホットヨガと常温ヨガ、体調や気分で効果的に使い分けを

    ホットヨガと常温ヨガは、よく「どっちがいいのか」と比較されます。
    どちらにもメリットやデメリットはありますが、ポーズ自体の効果は基本的に同じです。
    ホットヨガに関しては、環境負荷がある分、人によって向き不向きはあると思います。
    ただ、「ヨガどころか、身体を動かすのも初心者だ」という方は、まずは室温環境で身体が伸びやすいホットヨガから始めてみるのも良いでしょう。
    あなたの目的に合ったヨガを選んで、体質改善に役立ててみてくださいね
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